空室対策には様々な方法がありますが、その中のひとつが家具や家電の導入です。
海外だと家具家電付きの物件というのは割と普通のことで、これまで日本ではあまり見られませんでしたが少しずつ増加傾向にあります。
特に、単身赴任の方や、はじめて一人暮らしをする学生などに需要があるようです。
ここでは、家具家電付き物件のメリット・デメリットをオーナー様向けにご紹介します。
●単身者や短期滞在者に選ばれやすい
進学の為に親元をはなれて一人暮らしをはじめる学生は、家具家電を一からそろえる必要があり、お金も手間もかかります。
また、卒業後の進路により2~4年で家具家電が不要になってしまうこともあります。
単身者の場合も、期間が限られており、家具家電を購入しても退去の際に処分に困ってしまう為、家具家電付き物件が選ばれやすくなります。
●法人契約の可能性
単身赴任が多い企業は、社員一人一人に家具家電を揃えるのはコストがかかる為、企業として物件を法人契約することもあります。
そうなれば、長期にわたり安定した家賃収入が得られます。
●生活のイメージを想像しやすく好印象
賃貸情報サイトで掲載された画像によって、お部屋を探している方の印象は大きく左右されます。
モデルハウスを見たときに悪い印象を抱いた人はあまりいないでしょう。その理由は、室内が綺麗に装飾されているからです。
写真を見た時に何も置かれていない殺風景なお部屋より、第一印象がよくなり「ここに住みたい!」と思わせ成約率アップにつなげることができます。
しかし、より好印象を与えるためには、デザイン性が高くおしゃれにコーディネートした空間を作る必要があります。
●家具家電にこだわりがある人には好まれない
特に初めて一人暮らしをする人の中には、どんな部屋にしよう?とSNSを参考に自分好みの部屋をイメージして楽しみにしている方も多いでしょう。
そのような方には家具家電付き物件は残念ながら好まれません。
●新品ではない場合、抵抗がある人がいる
他人が使用していたもの、中古品に抵抗がある方は家具家電付き物件にマイナスなイメージを持っている方もいます。
あまりにも使用感が感じられるものや、清掃・除菌で汚れが落ちないものは処分または入れ替えをする必要があります。
●費用がかかる
家具家電を揃える初期費用、家具家電が故障してしまった際のメンテナンス費用を負担する必要があります。
また、初期費用が多くなった為に家賃を上げてしまっては、空室の原因にもなってしまいます。
①ターゲットを絞る
上記で述べたように、家具家電付き物件は単身者や短期滞在者に多く需要があります。
また、海外の賃貸住宅市場では家具・家電付きが多いことから、日本でゼロから生活を始める外国人にも喜ばれます。
特に、大学などの学校の近くや、海外からの赴任者が多い大手企業の近くにある物件を家具付き物件にすると、空室対策としての効果が見込めます。
②最小限にする
特に、家具は好みがあるので、あまり細かいものまでそろえる必要はありません。
基本的には大型で生活するには必要なもの、そして処分や引越しで費用が発生してしまうものを設置しておくのがベストです。
③サブスクを利用する
TETRiAは法人向けの家具家電サブスクリプションサービスです。個人事業主の方もご利用可能。
お支払いは月額で、ご利用期間を(3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月/24ヶ月)からお選びいただきます。
上記以外のご利用期間をご希望の場合はお気軽にお問い合わせください。
ご利用期間終了後は、(継続/購入/返却)からお選びいただけるので、入居者の急な退去にも柔軟に対応することができます。
「初期費用を抑えることができる」
例えば、下記の【冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ】をサブスクにてご利用いただく場合、月額¥3,952(税込)でご利用可能です。(※24ヶ月ご利用プラン)
初期費用は月額料+配送料(別途見積り)のみになります。
「不要になったら返却するだけ」
入居者が退去した場合は、次の入居者のために使い続けてもいいですし、返却することも可能です。
処分する手間も処分費も減らすことができます。
「家具のレイアウト・コーディネート提案」
商品一覧にない商品もご提案可能です。
ご希望の予算やお部屋の雰囲気などをお伺いしコーディネート提案をさせていただきます。